ウイングスパン攻略:200戦の記録から、何点取れば勝てるのかを調べた
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この記事で分かること
- ウイングスパンは何点取れば勝てるのか
- 得点はどの要素から生まれているのか
- 勝った試合と負けた試合で、何が違うのか
この記事をお読みの方へ
- 掲載している数値は、記事の構成を確かめるために用意した仮の値です
- 実際の対戦記録に差し替えるまで、本文中の数字は参考にしないでください
- 差し替えが済みしだい、この注記は削除します
1.ウイングスパンは、何点取れば勝てるのか
ウイングスパンを遊んでいると、ふと気になることがあります。
この点数は、勝てる点なのだろうか。
70点なら上出来な気がしますが、卓によっては80点でも届きません。攻略記事を読んでも「鳥を並べて卵を産む」といった方針は書いてあっても、何点を目指せばいいかは書かれていません。
勝つには何点必要で、その点はどこから来ているのでしょうか。
手元に自分の対戦記録が200戦分残っていたので、集計してみることにしました。
2.200戦分の記録を使う
使うのは、私が実際に遊んだ200戦の記録です。ウイングスパンの得点は6つの要素に分かれるので、それぞれを個別に記録してあります。
対戦日 / プレイ人数 / 使用した拡張 / 自分の順位
合計点
├ 鳥カード
├ ボーナスカード
├ ラウンド終了時目標
├ 卵
├ 餌(カードに乗せた食べ物)
└ 巣の中のカード
その卓の最高点「その卓の最高点」を記録しているのが肝です。自分の点だけでは勝てる水準が分からないので、勝った人の点と並べて初めて意味が出ます。
3.得点の分布
まず、自分が何点取っているのかを見ます。
※ 記事内で説明した集計をもとに作成した図です。
平均70.4点、中央値70点。60点台と70点台で全体の7割を占めます。90点を超えたのは200戦で6回だけでした。
次に、その卓で勝った人の点を見ます。
卓の最高点は平均78.0点、中央値78点。
自分の平均が70.4点なので、7.6点足りない計算です。勝率は36.0%でした。
4.何点取れば勝てるのか
では、何点取れば勝てるのでしょうか。得点ごとに、その点を取ったときの勝率を出しました。
| 自分の得点 | 該当する試合数 | そのうち勝った割合 |
|---|---|---|
| 70点以上 | 106戦 | 59% |
| 75点以上 | 61戦 | 77% |
| 80点以上 | 30戦 | 97% |
| 85点以上 | 13戦 | 100% |
80点が分岐点でした。
70点では6割、75点で8割、そして80点を超えるとほぼ負けません。逆に言えば、70点台は「勝てるかもしれない」という曖昧な水準で、勝ちを狙うなら80点を目標にすべきということになります。
ただし、この80点というラインは人数によって変わります。
| 人数 | 試合数 | 自分の平均点 | 卓の最高点の平均 |
|---|---|---|---|
| 2人 | 65戦 | 70.4点 | 76.5点 |
| 3人 | 61戦 | 70.1点 | 77.7点 |
| 4人 | 57戦 | 71.1点 | 79.1点 |
| 5人 | 17戦 | 68.6点 | 81.6点 |
自分の点は人数が変わってもほぼ一定なのに、勝つために必要な点は人数とともに上がっていきます。2人なら76点台、5人なら81点台。人が増えるほど、誰かが伸びる確率が上がるためです。
5.その点は、どこから来ているのか
ここからが本題です。70点なり80点なりを、どの要素で稼いでいるのでしょうか。
※ 記事内で説明した集計をもとに作成した図です。
鳥カードが24.9点で全体の35.4%、卵が16.4点で23.3%。この2つで6割近くを占めます。残り4つを全部足しても28.9点で、鳥カードと卵の合計41.3点に届きません。
ウイングスパンは、鳥と卵で点を取るゲームでした。
感覚的には分かっていたことですが、割合まで出すと優先順位がはっきりします。餌と巣の中のカードは、合わせても11点弱にしかなりません。
6.勝った試合は、何が違ったのか
では、勝った72戦と負けた128戦で、内訳はどう違っていたのでしょうか。
| 得点源 | 勝った試合 | 負けた試合 | 差 |
|---|---|---|---|
| ラウンド終了時目標 | 13.0点 | 9.6点 | +3.4点 |
| 鳥カード | 27.0点 | 23.7点 | +3.3点 |
| ボーナスカード | 8.2点 | 6.7点 | +1.5点 |
| 卵 | 17.3点 | 15.9点 | +1.4点 |
| 巣の中のカード | 6.9点 | 5.7点 | +1.2点 |
| 餌 | 5.2点 | 4.6点 | +0.6点 |
ここで順番が入れ替わります。平均点では3番目だったラウンド終了時目標が、勝敗の差では最大になりました。
点の大きさと、勝敗への効き方は別でした。
卵は平均16.4点と2番目に大きい得点源ですが、勝敗の差は+1.4点しかありません。誰でも同じくらい取れるからです。一方、ラウンド終了時目標は10.8点と小さいのに、勝った試合では+3.4点の差がついています。
取りこぼしやすく、かつ差がつきやすいところです。狙って伸ばす価値があるのはこちらだ、ということになります。
7.では、どうやって伸ばすか
ここまでで「どこを伸ばすべきか」は分かりました。次は「どう伸ばすか」です。ここから先はカードのデータを使った各論になるので、それぞれ別の記事にまとめています。
(連載として順次追加予定)
Wingspan攻略記~捕食の成功率~捕食効果を持つ鳥は、実際どのくらいの確率で成功するのか。翼長の分布から計算しました。datasanpo.com
8.🔍 ちなみに、どうやって調べた?
ここからは、今回の集計方法について少し詳しく説明します。
分析方法をくわしく見る
使用したデータ
自分が実際に遊んだ200戦の記録です。1戦ごとに、プレイ人数・使用した拡張・自分の順位・合計点・6要素の内訳・その卓の最高点を記録しています。
集計時に、6要素の合計が合計点と一致するかを全行で検算しています。記録ミスがあれば、その行は警告として出るようにしました。
分析上の注意点
- 私と、いつも遊ぶ相手の記録である。世間一般の平均ではない
- 同じ面子で遊ぶことが多いため、その集団での水準に偏っている
- 拡張の有無を混ぜて集計している。拡張によって得点の出方は変わる
- 勝敗の差は相関であって、因果ではない。ラウンド終了時目標を取ったから勝てたのか、勝てる展開だったから目標も取れたのかは、この集計では分けられない
9.まとめ
- 200戦の平均は70.4点、勝った人の点は平均78.0点
- 80点を超えるとほぼ負けない。70点台は勝敗が五分
- 必要な点は人数とともに上がる。2人で76点台、5人で81点台
- 得点の6割は鳥カードと卵から生まれている
- ただし勝敗の差が最も大きいのはラウンド終了時目標
10.次に調べたいこと
- 拡張ごとに、得点の出方はどう変わるのか
- 強いカードには、どんな共通点があるのか
- 生息地(森・草原・湿地)は、どこが得点効率がいいのか
- ウイングスパンは運の要素がどれくらいあるのか
- 先手と後手で、得点に差はあるのか
「何点取れば勝てるか」は、攻略サイトのどこにも書いていませんでした。
書いていないのは、誰も数えていないからだと思います。200戦ぶん記録していたのは我ながら物好きですが、おかげで目標にすべき数字がはっきりしました。次は80点です。

